第42回卒業式
本日(11日)、平成24年度那珂川町立馬頭中学校第42回卒業式を実施しました。
卒業式しおり(.pdf:ここをクリックしてみてください)
学校長は卒業証書を卒業生一人一人に授与した後、次のような式辞(要約)をおくりました。
1 君たちへの感謝
部活動や体育祭、松が峰祭を通して、爽やかなそして感動を与える伝統を残してくれたことに感謝する。特に学校祭「松が峰祭」において新しい境地を切り開いてくれたこと、みなさんにとってもよい思い出となるであろう。
2 餞の言葉
国語でも学習した「論語」の中から、『論語』衛霊公にある次のことば「子貢問ひて曰く、『一言(いちげん)にして以て終身之を行ふ可き者有りや』。子曰く、『其れ恕か。己の欲せざる所は、人に施すこと勿れ』。」
[口語訳]
[子貢がたずねて言った、「ただひとことで、一生行ってゆくに値することばがありましょうか」と。子曰く、「それはまず恕(じょ)(すなわち思いやりの心)だろうな。(恕というのは)自分が(人から)されたくないことは、人にもしてはならない(ということだよ)」と。]
これは、本校の教育目標 (強く 賢く 温かく)。それから、蛍雪会綱領にある(真理と正義 友情と協調)も「恕」と同じと考え餞の言葉とします。
式辞に引き続いて、教育委員会あいさつ、来賓祝辞(町長様、町議会議長様、PTA会長様)を頂戴しました。
送辞では2年生の田代崇文くんが3年生の活躍ぶりや一緒に部活動を行った思い出、伝統を受け継いでいくというメッセージを送りました。
答辞では小口楓美さんが修学旅行から始まった3年生の出来事を振り返り、体育祭や学校祭の合唱コンクールの思い出、家族への感謝の気持ちを切々と語りかけました。そして「馬頭中の伝統」という襷を後輩へと託しました。
素晴らしい歌声の式歌や校歌と感動の卒業式となりました。
ご来賓の皆様、保護者の皆様ありがとうございました。