夏休み工作のアイデア(1)牛乳パックを使って
お盆も終わりです。そろそろ、夏休みの宿題もまとめたいところです。工作などは、どうですか?今回は、牛乳パックを使った工作を考えてみます。学校でも、4年生以上は、給食の牛乳パックの再利用活動を行いましたね。家でも、いろいろ考えて見ましょう。

1 牛乳パックの特性と道具や関連材料について
次のような特性があるので、使う道具や関連する材料について考えながら、アイデアを練ります。
- 紙でできているので、ハサミやカッターで切りやすい。
- 紙でできているが、表面が防水加工してあるので、のりでは接着しにくいので、対応した接着剤を利用する。(例えば、セメダインなら「牛乳パック・発砲プラスティック・ペットボトル用速乾クリア」とか、合成ゴム系の「ボンドg17」とか。また、両面テープも有効。使い方によっては、布ガムテープも。)
- 箱型なので、そのままの形を利用して、入れ物などに加工できる。
- 紙厚がほどよいので、パックを切り開いて、厚紙として工作材料にできる。
- 防水加工してあるので、水に接するものにも利用できる。
- 表面デザインは、牛乳メーカーによりカラフルなので、これを生かしたデザインを工夫できる。
2 厚紙として利用して、紙飛行機を作ろう。
- 牛乳パックの4つの側面が大きく利用できます。
- まず、主翼部分を1面を使って作ります。
- 次に胴体と水平尾翼部分を2面を使って作ります。主翼の接合のための糊代も忘れないようにします。
- 最後に、垂直尾翼を残りの1面で作ります。
- 胴体部分に垂直尾翼を取り付けます。そして、最後に主翼を接着します。
- おもりの調整をします。作った時点では、尾翼方面が重くなっていますので、バランス調整をします。主翼の中央部分を指先に乗せ、頭と後尾が水平になりように、頭部分にクリップなどを取り付け調整します。
※雪印メグミルクのホームページに作り方が紹介されています。設計図もありますので参考にしてください。また、その他の工作アイデアも紹介されています。
3 箱型をそのまま利用して、小物入れを作ろう。
- 牛乳パックの側面を一つ切り取り、上部注ぎ口部分の不要部分を切除し、つなぎ直せば、縦長の箱ができます。
- 内側、外側の順で、きれいな包装紙などを貼り付ければ、簡単に小物入れが出来上がります。
- 何個か作り、その外側をおおうケースを作れば、引き出し型の小物入れができます。
4 その他の工作
牛乳パックを一つの積み木のように考えれば、たくさん積み重ねで、いろいろな造形が可能です。ガンダムのようなロボットもできますね。