6年生へ Vol.1
6年生のみなさん、こんにちは。
歴史の学習が始まるみなさんに、問題です。
「昨日は何の日だったでしょうか?」
正解は、「昭和の日」です。祝日ですよね。国民の祝日。では、「昭和の日」ってどんな日なのか、何のために作られた日なのか知っていますか?どうして祝日に設定されているのでしょう?今日はそれをみなさんに教えますね。長いけど、勉強になるからぜひ読んでね。
この日は昭和天皇の誕生日であり、1948年7月に国民の祝日に関する法律が公布・即日施行されてから1988年(昭和63年)までは天皇誕生日と定められていました。その後、天皇が替わり、平成が始まると「みどりの日」、2007年からは「昭和の日」と、名前が移り変わってきました。
日本の歴史の中で様々な元号がありますね。今の元号からさかのぼっていくと
【令和→平成→昭和→大正→明治】くらいまでは、みんなも知っていますよね。明治より前の時代は、ぜひ調べて、自主学習にしてください。
ところで、祝日の名称に元号がつけられているは「昭和の日」だけです。では、なぜ明治の日や大正の日はないのでしょうか。昔、天皇の誕生日は「天長節」という祝日でした。明治天皇の誕生日は11月3日、大正天皇の誕生日は、8月31日ですが盛暑期にあたり各種式典を行うことが困難であることから10月31日が天長節祝日とされていたそうです。平成の天皇誕生日は12月23日、令和の天皇誕生日は2月23日です。みんなが4年生のときは、天皇誕生日としての祝日は2学期終業式前になっていたけれど、5年生のときの天皇誕生日は2月23日のため、2月後半に祝日が変更になっていたわけです。(23日が日曜日だったため、翌日が振替休日として月曜日が休みだったのです!)
学校が休みで「ラッキー(^_^)v」って思うだけだった祝日も調べてみるとおもしろい発見がありそうですね☆そのほかに、どのような国民の祝日があるのか、なぜ祝日に設定されているのか調べてみましょう。
ちなみに、社会科で出している課題の中に、「国民の祝日」でてきますよ
(*^_^*)♡