学校の様子(H25~H26)
点字体験 4年生
まず、点字について電子黒板を使ってお話しくださいました。人間が受け止める情報量のうち、約80%が目からの情報だそうです。目からの情報を取り入れられないとき、点字は情報を取得する有効な手段となります。また、点字は、6つの点の場所で五十音を表すことを教えていただきました。
そして、点字を書く練習をしました。自分の名前を点字で書きますが、書くときは読むときの反対になるので、それに注意しながら作っていきました。全員書くことができたと思います。
明日は、車いす体験です。今日は、4年1組で紹介しました。明日は4年2組の様子を紹介します。
ALTが変わりました
特別支援学校との交流会
始めの会です。6年生のYくんがとっても上手に司会を務めました。
大浦校長先生が、「ようこそいらっしゃいました。今日はきっと楽しい交流ができると思います。不安もあるでしょうが、活動している内にすぐ仲良くなれると思います。」とあいさつしました。
特別支援学校の4年生代表が、「来てくれてありがとうございます。小川小との交流を楽しみにしていました。よろしくお願いします。」とあいさつしました。
それから、班に分かれて交流が始まりました。まず、自己紹介です。
その後、「輪投げ」「ボウリング」「空き缶積み」「椅子取りゲーム」などを一緒に楽しみました。これころになると、すっかり仲良くなりました。
班ごとの活動が終わると、体育館に集まって、全員で「みなみなすカルタ」を行いました。このカルタは、子どもたち自身で作った南那須特別支援学校の特色を織り交ぜたものだそうです。
ペアや三人組でいたわり合いながら行いました。とっても楽しそうでした。
終わりの会です。司会は、5年生のNさんです。やはりとてもしっかりと務めました。
愛美さんが代表で、「私が一番楽しかったのは、輪投げでした。南那須特別支援学校の皆さんも体に気をつけて頑張ってください。今日は本当にありがとうございました。」とお礼のあいさつをしました。
帰るときには、みんなで見送ってくださいました。皆さんには大変お世話になりました。帰ってから、子どもたちは感想を書きました。楽しかったと同時にいろいろな「気づき」や「学び」があったようです。「いろいろな障がいをもつ人がたくさんいるんだなあ。」とか、「障がいのある人も自分の意志をきちんともっていいるが、それを表現することが苦手なんだ。」とか、「話すことが苦手なので、なかなか理解することが難しいけど、少しずつ分かるようになった。」とか、感じた子もいました。
10月には、小川小学校に来てくれます。その時には更に深い交流ができることを願っています。
社会を明るくする運動 南那須地区推進大会
実行委員長の大谷那須烏山市長のあいさつ、来賓祝辞、法務大臣メッセージ、大会決議の後、小川小学校4年生の寿己くんの作文発表がありました。昨年、「社会を明るくする運動栃木県コンテスト」で優秀賞に輝いた「ぼくを見守る目」という作文です。
寿己くんは、大勢の前で堂々と読み上げ、会場からは大きな拍手が巻き起こりました。そして、会長から記念品を受け取りました。
とても素晴らしい作文なので、ご紹介します。
「自てん車に乗って友だちの家に向かうと中、近所のおじいさんがぼくに声をかけます。『寿己、どこに行くんだ?』『友だちの家にあそびに行くんだ。』『気をつけていけよ。』今度は、近所のおばあさんが畑仕事をしているところを通りかかりました。『こんにちは。』『こんにちは。寿己はいつも元気だね。』ぼくはにこっとして、手をふって通りすぎます。休みの日は、近所のおじさんといっしょに山へ行き、しいたけのこま打ちを一日中手伝うこともあります。おじいさんといろいろな話をしながらこま打ちをするので、一日中山にいても全ぜんいやになりません。おじいさんはぼくをほめてくれて、おこづかいまでくれます。また、ぼくはときどき宿題を家でやらない日があります。スクールバスをおりて家に帰ると中、となりの家の車やさんによって、『ただいま。』と言ってランドセルをおろし、お客さんのお茶のみ用のテーブルに宿題を広げてとりかかるからです。もっと小さいころ、ようちえんに通うにこにこバスの中で、たまたま出会ったおばあちゃんと仲よしになったことがあります。バッグの中にある、おばあちゃんからもらったあめを見つけて、お母さんがびっくりしていました。そんな毎日を送っているので、ぼくには本当のおじいちゃんおばあちゃんのほかに、おじいちゃんおばあちゃんがたくさんいます。よび方も『やすおさん』や『こうちゃん』というようにまわりの大人との人が使うよび名で、友だちのようによんでいます。だいたい二十人のおじいちゃんおばあちゃんを名前でよんでいます。みんながぼくに声をかけてくれます。とてもうれしいことです。でも、どうしてそうなったのかなとふしぎに思うときがあります。もしかしたら、ひいおじいちゃんがゲートボールをしていて友だちがたくさんお茶のみに来ていたからかな?それともおじいちゃんおばあちゃんが近所に用事あるときに、いつもぼくをいっしょにつれて行ってたからかな?だからまわりのみんなはぼくの名前と顔をおぼえてくれて、声をかけてきてくれるのではないかと思います。今年一月弟が生まれました。お母さんは、弟のお世話で毎日いそがしそうです。ぼくは、お兄ちゃんのなので、がまんしなくちゃいけないこともあります。でも、ぼくにはたくさんのおじいちゃんおばあちゃんがいるので、ちっともさびしくありません。それは、ぼくを見まもってくれるおじいちゃんやおばあちゃんのやさしい、あたたかい目がたくさんあるからです。『寿己、学校楽しかったか?』『うん!』ほら、今日も声をかけてもらえたよ。」
その後、アトラクションとして、荒川中学校の生徒による吹奏楽の演奏と栃木DARKの方の「薬物乱用防止講演」があり閉会しました。
朝礼の話
けがが続いていることもあり、けが予防から話を進めました。『最近、けがが大変多くなっています。けがは、避けられないものと避けられるものがあります。避けられるけがは、「ちょっと待てよ。」で減らすことができます。廊下を走っているとき、階段をかけおりているようなとき、友達と遊んでいるとき、友達と争いになったときなど、自分の今行っている行動を、「ちょっと待てよ。」と振り返る、心の余裕・ゆとりを持ってください。「これでいいのか。危なくないか。相手を傷つけてしまわないか。」などの考えることでけがを防ぐことができます。また、これは、「気づき、考え、実行する」の「気づくこと」に当たります。この「気づき」は「思いやり」にもつながることになります。ちょっと難しい話でしたが、この「ちょっと待てよ。」をこれからの一学期の残りの生活、また、夏休みの生活に生かしてください。』心に少しでも残ってもらえれば嬉しいです。