学校の様子(過去分)

お話おばさんの会

 10月22日(水)、お話おばさんの会を行いました。お話おばさんからいろいろなお話を聞く会です。読み聞かせボランティアの方や保護者の皆さんの参加もありました。お話おばさんは、千葉県柏市からいらっしゃった藤田浩子さんです。


 2校時、4・5年生の会に参加しました。その様子をご紹介します。




 【自己紹介をされているところです】

 藤田さんの名前が何度も何度もカードから出て来ました。




 【お話を覚えたわけを紙芝居で紹介されています】

 「子どものころ、福島県の三春町で過ごしました。三春町では蚕をたくさん育てていました。おじさんから400ものお話を聞いて、楽しかったので覚えてしまいました。」




 【ヘビの話をされています】

 「三春というところは、蚕をねらってヘビも集まるところでした。この話は、20年前、アメリカでもお話ししました。日本語でしたが、だいたい理解してもらえました。」「こっちの山のちんこいヘビがずねえくなって、ずねえヘビになり、あっちの山のちんこいヘビもずねえくなって、ずねえへビになり、争いがはじまりました・・・。」「ずねえ」というのは、大きく、太く、長くなることだそうです。アメリカ人に通じたのは、身振り手振りもまじえたこと、ずねえくスネークが似ていたことが良かったのかなとおっしゃってました。




 【大ばかもん! のお話です】

 黒板の字は人の名前です。「関所の関守が通行人を呼び止めました。名前はなんと申す? すると、通行人は、大場嘉門。何、名前は? 大場嘉門。」とっても楽しいお話でした。なんとなくお分かりいただけましたか?


 そのほかにも、トンビとカラスのお話やアメリカの田舎の話など、短い話をたくさん話してくださいました。 子どもたちはノリノリでした。私たち大人もおばさんの話術でお話の中に引き込まれてしまいました。他の学年にはまた違ったお話をしてくださったようです。終わってから、福島の被災地のお話もお聞きしました。まだ、学校の外に15分しか出られないところもあるそうです。藤田さん、本当にありがとうございました。