学校の様子(過去分)

茶道体験

 3月3日(火)小川総合福祉センターで、6年生が茶道体験を行いました。ボランティアとして、那珂川町の茶道部から5名の方々がいらっしゃってご指導くださいました。



 「茶の心」についてお話をいただきました。「茶道は、『心も体も姿勢良く』が基本そうです。茶道家の第一人者は安土桃山時代に活躍した千利休です。利休が工夫したことを五つお話しします。」



1.わび茶を完成させたこと→贅沢より心のきれいさ、おもてなしの心を

2.四畳半以下での茶会を行ったこと→亭主とお客の心の交流

3.平等を大切にしたこと→にじり口から茶室に入らせ、刀を持ち込ませない

4.床の間に掛け軸を飾ったこと→茶会のテーマとなる禅の心を

5.床の間に季節の花を置いたこと→茶会のよい雰囲気を




 「今日の茶道体験では、床の間に『和敬清寂』を飾り、桃の花を生けました。『和敬清寂』というのは、主人とお客がお互いの心を和らげて尊敬し合い、雰囲気を清らかにすることです。これから『お手前』をやりますから、お互いに『思いやりの心』『感謝の心』をもって行ってください。」

 続いて、「お手前」のお手本を見せてくださいました。




 そして、三つのグループに分かれて、「お客」「お茶たて」「お運び」を体験しました。この様子はまた次回お知らせします。