学校の様子(過去分)

思春期教室

 1月26日(月)の2・3校時、6年生が思春期教室を行いました。講師として助産師の浅川さんが来てくださって分かりやすいお話を体験を交えながらしてくださいました。



 「大切な命は一人に一つずつあります。その命のもとになるものはお父さんの精子とお母さんの卵子の二つです。それが結びついて受精卵となります。受精した卵子は、最初の大きさは針の先くらいの大きさです。それがお母さんのお腹の中で少しずつ少しずつ成長し、やがて赤ちゃんになり生まれてきます。」 



 実物大の赤ちゃんの人形を使って、「横だっこ」と「縦だっこ」の練習をしました。「横だっこ」は、お母さんの胸の中で包み込みお母さんの顔を見ることで安心感を与えるそうで。「縦だっこ」は、少し成長した赤ちゃんが周りの様子を見られるような意味があるそうです。


  

 「皆さんは思春期を迎えています。ただ、成長には個人差や男女差があるので、早く成長している子や逆に成長の遅い子に対して、からかうようなことをしてはいけません。また、一人に一つずつ与えられた命はずっと昔から続いているもの。これからもずっと続いていくものです。誕生日は、生まれてきた命を喜び、お祝いする日です。もう一つ感謝する日でもあります。『おめでとう』と言われたら、『ありがとう』を忘れないでください。」

 とっても有意義な時間を過ごすことができました。子どもたちの感想をいくつか紹介します。

・一つの命は、自分のお母さんとお父さんのその上まで、まだまだつながってできているので、あらためてすごく大切だなと思った。


・赤ちゃんは、育てるのが大変でお母さんとお父さんの「愛情」というものをたくさん注がれて自分は生きているということが心に残った。


・今の自分は父母、その父母・・・がいたから今の自分がいるから、今の自分を大切にしたいとあらためて思った。