日誌

ちいちゃんのかげおくり(3年生 国語)

 「ちいちゃんのかげおくり」は3年生の国語で学習するお話です。

 戦争に出征するお父さんから「かげおくり」という遊びを教えてもらったちいちゃん。お父さんは戦争に行ってしまい、空襲でお母さんやお兄さんともはぐれてしまいます。一人ぼっちになったちいちゃん。ある晴れた日、空から聞こえてくる、お父さんやお母さん、お兄さんの声に導かれて「かげおくり」をすると4つの影がありました。空にいた家族のもとへ、ちいちゃんは笑顔で走って行くという悲しいお話です。

 今日は、お話を読んだ感想を書いた後、実際に校庭で「かげおくり」をやってみました。地面に映った影をじっと見た後、空を見るとその影が空に大きく映りました。3年生は、驚きや喜びをもって何度も「かげおくり」をしていました。

 これから先の国語の学習で、ちいちゃんやその他の登場人物の気持ちやようすの変化について読み取っていきます。この「かげおくり」の体験が今後の学習に生かされることを願っています。