学校の様子(H24~H26)

読書感想文課題図書の紹介

【低学年の部】 原稿用紙2枚以内
  •  「ぼくがきょうりゅうだったとき」(まつおか たつひで 作・絵 ポプラ社 1365円)・・・今日は、ぼくの誕生日。おじいちゃんから届いた恐竜のパジャマを着て公園に遊びに行くと、本物の恐竜が現れて、一緒に恐竜の世界にやって来た。恐竜の世界での怖くて楽しくて不思議な一日。
  • 「またおいで」(もりやま みつこ 作 いしい つとむ 絵 あかね書房 1050円)・・・キツネの子が公園で初めて出会ったウサギの女の子。郵便局に行ったおとうが戻ってこないと泣いている。ウサギの子を優しく励ますキツネの子。ふたりの心の交流を暖かく描く。
  • 「パンケーキとたべるサイなんていない?」(アンナ・ケンプ 文 サラ・オゲルヴィー 絵 BL出版 1575円)・・・両親に離しを聞いてもらえないデイジー。家にサイがやって来たと行っても相手にしてくれない。ある時、父のさらからパンケーキが消えた。サイが食べたのだ。両親はやってデイジーの話を聞く。
  • 「へいわってどんなこと?」(浜田桂子 作 童心社 1575円)・・・平和とは?という問いに、「せんそうをしない」「ばくだんなんか、おとさない」「おもいっきりあそべる」などなど、さまざまな考えを示して、子どもたちと平和について考えていく絵本。

 【中学年の部】 原稿用紙3枚以内

  •  「ココロ屋」(梨屋アリエ 作 菅野由貴子 絵 文研出版 1260円)・・・友だちとけんかして「ココロを入れかえなさい」と言われた主人公の前に現れたのはココロ屋。「やさしいココロ」や「すなおなココロ」などにかえてみたが、やはり自分の自然なココロが一番。
  • 「チョコレートと青い空」(堀米薫 作 小泉るみ子 絵 そうえん社 998円)・・・100頭の牛を飼っている周二の家に、アフリカのガーナから研修生がやってきた。エリックさんに出会い、ガーナのカカオ農園で働く貧しい子どもは、チョコレートを食べられないことを知った。
  • 「ここがわたしのおうちです」(アイリーン・スピネリ 文 マット・フェラン 絵 さ・え・ら書房 1365円)・・・夜空の星と詩をかくことが好きなダイアナ。祖父のけがと父の失業とで同居することになった。引っ越しの不安、親友との別れの悲しみ、新しい出会いと新たな居場所を発見する喜びを散文詩で表す。
  • 「カモのきょうだいクリとゴマ」 (なかがわ ちひろ 作・絵 アリス館 1470円)・・・カラスの攻撃から免れたカルガモの卵を持ち帰り、躊躇しながらも飼育する。一緒に暮らす中で、くちばしが暖かくなることや鳥にも思春期があることを知る。野生に返すまでの70日の記録。

【高学年の部】  原稿用紙3枚以内

  • 「心の森」(小手毬るい 作 金の星社 1260円)・・・突然アメリカへ転校することになった響(ひびき)。うっそうとした森へと続く新しい家。そのもろに妖精のような不思議な少女デイジーと出会う。この出会いがやがて新しい”森”へと続く道を開く。
  • 「走れ!マスワラ」(グザヴィエ=ローラン・プティ 作 浜辺貴絵 訳 PHP研究所 1470円)・・・シサンダはうまれつき心臓に問題を抱え、症状改善のためには外国の専門病院での手術が必要だった。走ることを趣味とする母親のマスワラは、高額の賞金を目指してマラソン大会出場を決意する。
  • 「わたしのひかり」(モリー・バング 作 さくま ゆみこ 訳 評論社 1470円)・・・太陽の「ひかり」はエネルギーのもとだ。その熱で水を雲に変え雨となる。水は川となりダムにたまって電気を生む。そしてみんなが暮らす町へ。エネルギーの巡回は太陽の恵みを教えてくれる。
  • 「ピアノはともだち:奇跡のピアニスト辻井伸行の秘密」(こうやまのりお 著 講談社 1260円)・・・ピアニスト辻井伸行の、心を揺さぶる音色を耳にした人は多いだろう。才能だけではない彼の知られざる秘密と、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝までの道のりを描いた作品。