朝食づくりに挑戦しよう
食事をとった後は、体があたたかくなってくるのを感じますね。これは、血糖値が上がって、体や脳が活性化されるためです。とくに、朝目覚めた直後は、体はまだ寝た状態のままで、全身の機能が十分に働いていない。それを活動的な状態にすばやくもってくるのが朝ごはんです。夏休み中、みなさんは、朝ごはんをしっかり食べていますか。 さあ、それでは、今回は、朝食づくりに挑戦してみましょう。
第1回・豆腐となめこのみそ汁

【材料】 2人分・・・とうふ1/4丁、なめこ1/2袋、粉末だしの素、みそ(大さじ2)、ねぎ(てきとうに)
(1)下ごしらえ
第1回・豆腐となめこのみそ汁
【材料】 2人分・・・とうふ1/4丁、なめこ1/2袋、粉末だしの素、みそ(大さじ2)、ねぎ(てきとうに)
(1)下ごしらえ
- だし汁をつくっておく。(本来は、昆布とかつおぶしでつくりますが、今回は簡単な、「だしの素」をつかいます。説明の分量をよく見て、カップに水でといておきます。
- なめこをザルに入れ、熱湯をかけます。その後、水気をきります。
- ねぎは、小口切りにしておきます。(ねぎのはしから、1~2mm幅で切る。)
- なべにだし汁を入れ中火で温め、お玉とさいばしでみそを少しずつとく。
- なべがフツフツしてきたら、なめこを入れ、豆腐を7~8mmのサイコロ状に切り、なべに入れる。
- なべが煮立つ寸前に火を止めて、汁わんに盛り、ねぎを散らして、出来上がり
【ポイント】
- だしが美味しければ、みそ汁の味は決まります。今回は、「だし汁の素」を使うので、間違いありません。
- みそを加えた後は、絶対に沸騰させないこと。みその風味がとんでしまいます。
- これは、家庭科で調理の学習をした人向けですので、初めての場合は、家の人といっしょにやりましょう。
- 熱湯を扱うとき、やけどをしないよう気を付けましょう。
〈参考図書〉
「料理上手になる~調理の基本とワザ」(やまはたのりこ・かざまりんぺい/リブリオ出版)