学校の様子(H24~H26)

カテゴリ:夏休み特集

紙コップを使った簡単工作(2)

紙コップを使って、いろいろな楽器を作ってみましょう。

(1)スチールギター


【材料】 紙コップ・エナメル線・ものさし・つまようじ・画びょう・板(60cmぐらいの長さ)

  1. 紙コップの底に穴をあけ、エナメル線(長さ50cmぐらい)を通し、コップの内側に出たエナメル線の箸につまようじをまきつける。(図1)
  2. 1の紙コップを板のはしにセロテープでしっかり止める。(図2)
  3. 板のもう一方のはしに、がびょうをさして、エナメル線をぴんとはってまきつける。(図2)




      【遊び方】

  • エナメル線の下にものさし(定規)をさしこみ、エナメル線を指ではじくときれいな音がでる。(図3)
  • 定規を左右に動かすと高さがかわります。


(2)マラカス

【材料】 紙コップ(2個)、すな、セロテープ、絵の具(マジック)


  1. コップの中にすなを入れて、もう一つのコップをあわせ、すきまをセロテープでしっかりとめる。
  2. 絵の具またはマジックなどてきれいな模様を描く。
  3. リズムよくふると、素敵なマラカスになります。

(3)ウクレレ


【材料】 紙コップ、輪ゴム、カッターナイフ、セロテープ

  1. 紙コップのふちに、図のように切り込みを入れる。
  2. 輪ゴムを切り込みにひっかけてセロテープでしっかりとめる。
  3. 指でゴムをはじくと音がでます。

〈参考図書〉

「コップの実験」(相場博明/さ・え・ら書房)

紙コップを使った簡単なおもちゃ工作(1)

夏休みの絵や工作などはできましたか。まだの人に、簡単にできる、楽しい工作を紹介しましょう。

コップからへび!


【材料】 紙コップ、細長いビニールふくろ(スーパー等の入り口に置いてある、傘をいれる袋)、曲がるストロー、セロハンテープ、アルミホイル、輪ゴム・油性ペン

(1)ビニールふくろにへびのもようをかく


(2)ヘビのお腹の部分をセロテープではりあわせ、ふくろがふくらんだ時、曲がるようにする。口もつくる。

(3)紙コップの底から1cmほどのところに、ストローがちょうと入る大きさの穴をあけ、ストローを差し込む。

(4)ストローの先を、ビニールのふくろの中に入れて、輪ゴムできつくとめる。


(5)ビニールぶくろを、コップの中にまるめて入れる。

(6)アルミホイルでコップのふたをつくり、セロテープで一か所とめる。

〈参考図書〉

「コップの実験」(相場博明/さ・え・ら書房)

朝食づくりに挑戦しよう(2)

前回は、みそ汁を作りました。ごはんは、炊飯器で炊けているものとしましょう。さて、おかずですが、栄養の3要素を確保しなければなりませんね。エネルギーとなる炭水化物は、ご飯で十分摂取してください。ということで、目玉焼きを作ることにします。豆腐となめこのみそ汁で、ある程度のタンパクやミネラルを摂取できますので、この目玉焼きに野菜などを添えれば、一応、バランスのとれた食事が出来上がるでしょう。

目玉焼きを作る


【材料】  卵(1個)、サラダ油(大さじ1/2)、水(大さじ1)、ハムや野菜(アスパラやブロッコリー、トマトなど好みで) (1)下ごしらえ
  • 卵を冷蔵庫から出しておき、室温にもどしておく。
  • 卵を容器にそっと割って入れる。
※ 卵を直接フライパンに割り入れないこと。油がはねて危険です。 (2)卵を焼く
  • フライパンを弱火で熱し、油を入れ、容器に入れた卵を静かに流し入れる。
  • 白身が少しかたまってきたら、大さじ1の水を、卵の白身のへり回りに、ぐるっと回して入れ、ふたをかぶせます。
  • 3分ほど焼いて、黄身の上に白く薄いまくがはってきたら出来上がり。

(3)盛りつけ

  • フライパンで焼いた薄切りハムやトマト、ブロッコリーなどの野菜を添えて盛りつけます。
  • 野菜は、緑や黄などの色取りを考えると、ビタミンのバランスもよくなります。
  • 塩や醤油、ソースなどを好みでかけて食べましょう。

〈参考図書〉

「料理上手になる~調理の基本とワザ」(やまはたのりこ・かざまりんぺい/リブリオ出版)



朝食づくりに挑戦しよう

食事をとった後は、体があたたかくなってくるのを感じますね。これは、血糖値が上がって、体や脳が活性化されるためです。とくに、朝目覚めた直後は、体はまだ寝た状態のままで、全身の機能が十分に働いていない。それを活動的な状態にすばやくもってくるのが朝ごはんです。夏休み中、みなさんは、朝ごはんをしっかり食べていますか。 さあ、それでは、今回は、朝食づくりに挑戦してみましょう。

第1回・豆腐となめこのみそ汁



【材料】 2人分・・・とうふ1/4丁、なめこ1/2袋、粉末だしの素、みそ(大さじ2)、ねぎ(てきとうに)
(1)下ごしらえ
  • だし汁をつくっておく。(本来は、昆布とかつおぶしでつくりますが、今回は簡単な、「だしの素」をつかいます。説明の分量をよく見て、カップに水でといておきます。
  • なめこをザルに入れ、熱湯をかけます。その後、水気をきります。
  • ねぎは、小口切りにしておきます。(ねぎのはしから、1~2mm幅で切る。)
(2)調理
  1. なべにだし汁を入れ中火で温め、お玉とさいばしでみそを少しずつとく。
  2. なべがフツフツしてきたら、なめこを入れ、豆腐を7~8mmのサイコロ状に切り、なべに入れる。
  3. なべが煮立つ寸前に火を止めて、汁わんに盛り、ねぎを散らして、出来上がり

    【ポイント】

  • だしが美味しければ、みそ汁の味は決まります。今回は、「だし汁の素」を使うので、間違いありません。
  • みそを加えた後は、絶対に沸騰させないこと。みその風味がとんでしまいます。
【注意】
  • これは、家庭科で調理の学習をした人向けですので、初めての場合は、家の人といっしょにやりましょう。
  • 熱湯を扱うとき、やけどをしないよう気を付けましょう。

〈参考図書〉

「料理上手になる~調理の基本とワザ」(やまはたのりこ・かざまりんぺい/リブリオ出版)

自然を生かした工作(2)

板を炎やおき火で焼いて焦がし、その焦げて浮き出た木目を生かした飾りものを作ります。今回は、魚の形のかべ飾りを作ります。

 【材料】
  • 板(杉やヒノキなどの木目がはっきりした板がよい。合板などのラワン材やベニヤなどは木目がはっきり出ないので不向き。)
  • まつぼっくり
  • たき火の準備(バーナーで焼くこともできる)
  • タワシや金ブラシ、荒縄(たわしのように丸めてこする)
  • 取り付け金具(ヒートン)
  • アクリル絵の具
作り方
(1)板を準備する。 →図1
  1. 杉やヒノキのような板材を用意する。厚さは1cm程度が扱いやすい。幅や長さは、作ろうとするサイズに合わせて準備する。
  2. 板に鉛筆で魚の形を下書きする。(板を焼くと、細い部分は焼け細り、欠けてしまうので、2cmより細い部分を作らない。)
  3. 糸ノコで切る。

(2)板を焼く →図2
  1. 木の枝や細い棒に軽く釘で板を取り付け、板の表面を焼く。
  2. 表面が均等に焦げるように焼く。
  3. 炎が燃え上がっているより、おきの方がむらなく焼けてよい。
  4. 焼く時間が長いと、焦げ色もよくなるので、いっきの焼こうとせず、あせらずじっくりと焼くのがコツ。
  5. 焼上がったら、タワシなどで板をこする木目が浮き出る。
  6. 最後に水で洗うときれいな仕上がりになる。

(3)絵の具で模様をつける →図3
  1. よく水をきって、かわかす。
  2. かわいたら、アクリル絵の具などで、焼板の魚模様をつける。

(4)金具を取り付け、まつぼっくりも付ける。 →図4
  1. 魚の上の部分と下の部分にヒートンを取り付ける。
  2. 下の部分のヒートンに、まつぼっくりを取り付ける。
  3. 部屋のかべに取り付ける。

〈参考図書〉
 「絵で見るこれからの体験学習・4野外工作」(中村典男/学習研究社)