12月27日(金) 学校保健委員会の開催結果について
12月12日(木)に、『よりよい生活習慣の確立について~本校の健康課題から~』をテーマに、学校保健委員会を開催しました。学校医、学校歯科医、学校薬剤師の先生方、町保健師、PTA本部役員の皆様、学校職員が参加し話し合いました。
本ホームページでは、協議内容をお伝えします。ぜひ、ご家庭での生活の参考になさっていただけますようお願いします。
【本校の健康課題】
・肥満傾向の児童の割合が県や全国と比べて高い。
・むし歯あり(処置+未処置)の児童が県や全国と比べて多い。
・寝る時間が遅かったり夜遅くまでメディアを使っていたりする児童がいる。
《学校医の先生から》
・肥満傾向の児童が高学年になるほど増加している。環境や生活習慣の変化が関係している。小児の肥満は、成人の肥満につながってしますので、子供のうちから気を付けて欲しい。
・肥満だけではないが、規則正しい生活が一番大事。
「早く起きて、早く寝る」+「朝ごはん」
・メディアを制限し、早く寝ること。脳の栄養(グルコース)は食事しか得られない。学校で頭を働かせるためには、朝ごはんをしっかり食べてきて欲しい。
・メディアは上手に付き合うことが大事。子供は自分ではできないので、保護者が管理して欲しい。
《学校歯科医の先生から》
・寝不足(すっきり起きられない)の原因は、口呼吸が関係しているかもしれない。口をポカーンと開けていないように気を付けて欲しい。口を閉じる習慣を付ける。また、よく噛むことで口の周りの筋肉を付けることも重要である。発音や歯列にも影響する。
・フッ素洗口は、今年度末で終了。今後は、家庭でフッ素入りの歯磨き剤を使用するなど、集団管理から個人管理移行します。
《学校薬剤師の先生から》
・生活の習慣づけが大事。タイムスケジュールを設定し、習慣化すればできるようになる。
《町子育て支援課保健師さんから》
・子供たちの実態を見てみると、12時(深夜)過ぎに寝ている人もいた。オンラインゲームでのやりとりなど、自分だけでやめられない状況もある。家庭での約束事があるとよいです。
・生活リズムと健康(体と心の健康)はつながっている。早寝早起きなど、規則正しい生活リズムで生活できると心も安定する。(やる気や自信につながります)
[保護者様から]
・帰宅後、宿題をするとメディアを使っていることが多く、運動することは少ない。目標を決めて、親子でランニングをするなど意識的に運動する機会を作っています。
・布団に入ってもメディアを使っていることがある。家庭のルールを決めて、ルールを守れるように自覚させることが必要です。