日誌
今日の給食(12月20日)
~地産地消献立~
セルフゆば丼(ごはん・ゆば丼の具) 牛乳 春菊とツナの和え物 さといも汁
《ひとことメモ・・・ゆば》
ゆばは、今から約1200年前に中国から伝わり、京都や日光、山梨などに広まったと言われています。豆乳を熱く温めてその表面にできる「まく」を竹串などで引きあげたものがゆばです。
ゆばの原料は畑の肉と言われる大豆で、良質な植物性たんぱく質をはじめ、不足しがちな鉄分や亜鉛などのミネラルを豊富に含みます。
今日のゆば丼には、那珂川町の製造工場で作られたゆばを使用しています。ここで製造されたゆばは、県内各地の学校給食にも使われています。
今日の給食(12月17日)
麦ごはん 牛乳 さば塩焼き 切干大根の煮物 高野豆腐の田舎汁
《ひとことメモ・・・かんぶつ》
乾物は、食品をむだなく保存するために乾燥させたものです。食品を乾燥させることで、水分がぬけ、生のままより長期間保存することができるようになります。また、太陽を浴びて乾燥させることで、味が濃くなり、栄養価も高くなります。
乾物の歴史は古く万葉集にも登場します。古来から長旅の食糧として食べられていました。現在は、野菜やくだもの、魚介類、肉類などいろいろな乾物が作られています。
今日の給食に使用した乾物は、切干大根と昆布、高野豆腐です。
今日の給食(12月16日)
はちみつパン 牛乳 チキンチーズ焼き コールスローサラダ 小松菜ときのこの和風スパゲティ
《ひとことメモ・・・こまつな》
小松菜は、東京の小松川でたくさん栽培されていたことから、この名前がついたと言われています。冬菜、雪菜とも呼ばれ、12月から2月が旬の野菜です。
野菜の中でもカルシウムを非常に多く含んでいるほか、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、鉄、食物繊維も多く含んでいます。アクが少ないので汁物や炒め物、おひたしなどいろいろな料理に使います。寒さが厳しくなり霜が降りると甘みが増し、さらにおいしくなります。
今日は、和風スパゲティに小松菜を使いました。
2年生 職場体験学習発表会
2年生は保護者の方々を迎え、11月に行った職場体験学習の発表会を行いました。
生徒はクイズや実演等を交え、楽しく、見る人を飽きさせない発表でした。また、他のグループの発表を見て、他の事業所の仕事のようすを知ることができました。
職場体験や発表会をとおして、2年生はコミュニケーション能力や自己表現力を高めることができました。
1年生 たたら製鉄
1年生のたたら製鉄は今日が本番でした。よく晴れた穏やかな日で絶好のたたら日和でした。
たたら製鉄とは、砂鉄と木炭を炉の中で加熱して純度の高い鉄をものです。火力を上げるためにふいごを用いていきおいよく空気を送ります。
朝の10時に炉に火を入れ、そこから3時間半1年生が交代でふいごを吹き続けました。
たたら製鉄で取り出される鉄のかたまりを鉧(けら)といいます。
鉧の取り出しのときは、保護者の方々も生徒と一緒に見まもっていました。大きなかたまりが炉から取り出されたときは歓声が沸き起こりました。
鉧を取り出すときの動画を左側の「学校生活の様子です」に掲載します。
小川中学校のあるこの地域では、古代にたたら製鉄がさかんに行われていたことが調査からわかっています。生徒はこの体験をとおして古代の那珂川町に思いをはせたことと思います。