日誌

1年生 たたら製鉄

 1年生のたたら製鉄は今日が本番でした。よく晴れた穏やかな日で絶好のたたら日和でした。

 たたら製鉄とは、砂鉄と木炭を炉の中で加熱して純度の高い鉄をものです。火力を上げるためにふいごを用いていきおいよく空気を送ります。

 朝の10時に炉に火を入れ、そこから3時間半1年生が交代でふいごを吹き続けました。

 たたら製鉄で取り出される鉄のかたまりを鉧(けら)といいます。

 鉧の取り出しのときは、保護者の方々も生徒と一緒に見まもっていました。大きなかたまりが炉から取り出されたときは歓声が沸き起こりました。

 鉧を取り出すときの動画を左側の「学校生活の様子です」に掲載します。

 小川中学校のあるこの地域では、古代にたたら製鉄がさかんに行われていたことが調査からわかっています。生徒はこの体験をとおして古代の那珂川町に思いをはせたことと思います。