カテゴリ:夏休み特集
自然を生かした工作(2)
板を炎やおき火で焼いて焦がし、その焦げて浮き出た木目を生かした飾りものを作ります。今回は、魚の形のかべ飾りを作ります。
【材料】
(1)板を準備する。 →図1
(2)板を焼く →図2
(3)絵の具で模様をつける →図3
(4)金具を取り付け、まつぼっくりも付ける。 →図4
〈参考図書〉
「絵で見るこれからの体験学習・4野外工作」(中村典男/学習研究社)
【材料】
- 板(杉やヒノキなどの木目がはっきりした板がよい。合板などのラワン材やベニヤなどは木目がはっきり出ないので不向き。)
- まつぼっくり
- たき火の準備(バーナーで焼くこともできる)
- タワシや金ブラシ、荒縄(たわしのように丸めてこする)
- 取り付け金具(ヒートン)
- アクリル絵の具
(1)板を準備する。 →図1
- 杉やヒノキのような板材を用意する。厚さは1cm程度が扱いやすい。幅や長さは、作ろうとするサイズに合わせて準備する。
- 板に鉛筆で魚の形を下書きする。(板を焼くと、細い部分は焼け細り、欠けてしまうので、2cmより細い部分を作らない。)
- 糸ノコで切る。
(2)板を焼く →図2
- 木の枝や細い棒に軽く釘で板を取り付け、板の表面を焼く。
- 表面が均等に焦げるように焼く。
- 炎が燃え上がっているより、おきの方がむらなく焼けてよい。
- 焼く時間が長いと、焦げ色もよくなるので、いっきの焼こうとせず、あせらずじっくりと焼くのがコツ。
- 焼上がったら、タワシなどで板をこする木目が浮き出る。
- 最後に水で洗うときれいな仕上がりになる。
(3)絵の具で模様をつける →図3
- よく水をきって、かわかす。
- かわいたら、アクリル絵の具などで、焼板の魚模様をつける。
(4)金具を取り付け、まつぼっくりも付ける。 →図4
- 魚の上の部分と下の部分にヒートンを取り付ける。
- 下の部分のヒートンに、まつぼっくりを取り付ける。
- 部屋のかべに取り付ける。
〈参考図書〉
「絵で見るこれからの体験学習・4野外工作」(中村典男/学習研究社)