学校の様子(H24~H26)

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帽章の寄贈

打田さん(打田商店)から、馬頭小学校で昔使っていた帽章をご寄贈いただきました。昔は、小学生や中学生は、「学帽」を制服といっしょに身につけていました。その学帽の正面には、学校の校章をデザインしたバッジのようなものが付けられていました。これが、帽章です。今は、本校では、帽章は使用していませんが、古い写真などを見ると、昭和30年代は、かぶっていたようです。


打田商店で販売していたそうです。


デザインに詳細については不明ですが、製作依頼した際の、当時の記録には、次のようにあります。


「学ノ略字ヲ用ヒ小ハ打抜テ他ハ高彫ニスルコト」

大正2年9月25日のことです。烏山の越雲商店に製作依頼したと記されています。学校において販売したそうで、代金は、1個4銭でした。

デザインは、馬頭小学校の「馬」の文字を左右対称にデザインして配置し、校章全体は、「学」をイメージしたデザインと言えるかもしれません。また、真ん中の縦棒は、「ペン」をデザインしているのではないでしょうか。帽章の頂の文字は「小」ですので、合わせると、「小学」となり、「馬」の文字でデザインしていますので、「馬頭小学校」ということになるのだと思います。